日本人の配偶者である外国人本人がいなくても連れ子の在留期間更新は可能でしょうか?

外国人の親がいなくても在留期間の更新はできますか?

以前日本人の配偶者である外国人とその連れ子(ともに南米の某国出身)の呼び寄せをお手伝いしたお客様から、以下のようなご相談を受けました。

「夫(外国人)が母国での事業を整理するために戻っているが、手続に手間取っていて、在留期限までに帰国できないかもしれない。子供たちは学校に通っており、子供たちだけ在留期間の更新をしたいのですが可能ですか?」

本体者である外国人の在留資格がなければ、子供たちの在留根拠がなくなります

いくら外国人の配偶者である日本人妻が子供たちの面倒を見るといっても、その子供たちに与えられている在留資格は、父親である外国人が日本人の配偶者であるということにより認められているものであることから、父親が在留期間の更新をせず、在留資格を失くしてしまうようなことになると、子供たちが日本に在留する根拠がなくなります。つまり、入管に対し在留期間更新申請をしたとしても不許可となります。

連れ子なしでも在留期間は必ず更新しましょう

もしも、これが連れ子なしだった場合ではどうでしょうか?在留期間を更新せず、もう一度在留資格認定証明書交付申請からやり直しても、日本人の配偶者だから簡単なのでしょうか?答えは「No」です。そんなことをすれば、入管は「この外国人と日本人の結婚は、偽装結婚ではないか?」と疑う可能性もあり、審査は初回より厳しくなることが予想されるからです。

在留期間の更新は永住へ続く道です

日本人の配偶者の場合、日本人と結婚して3年かつ日本で在留して1年で永住許可申請が可能です。永住許可を取得すれば、入管での在留期間の更新は不要になり、市区町村の役場で7年に1度在留カードの更新さえすれば良いだけです。婚姻生活3年かつ日本在留1年はそれほど長い期間ではありませんが、在留資格がリセットとなって、一からやり直ししても、永住許可申請で過去に在留資格を取り直したことがまた引っかかることも無きにしもあらずです。事業整理を一時的にストップし、日本に帰国するのは時間もお金もかかりますが、そういった問題ではありません。在留期間は必ず更新しましょう。

 

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